
鹿児島県内で生産・肥育し、肥育後期にサツマイモ(甘しょ)を10%〜20%添付した飼料を60日以上給餌し、出荷されたバークシャー種のことです。
生産者は鹿児島県黒豚生産者協議会の会員であることがかごしま黒豚の定義となります。

鹿児島の養豚の歴史は江戸時代島津家18代当主・島津家久によって鹿児島の地に移入され始まります。幕末に黒船来航で揺れる徳川幕府の外交問題の重鎮、徳川斉昭をして「いかにも珍味、滋味あり、コクあり、なにより精がつく」といわしめ、鹿児島の偉人西郷隆盛も豚骨や肉入り野菜炒めの豚料理を愛していたと言われています。
近代における黒豚は明治時代に始まり、改良に改良が続けられ現代のかごしま黒豚に至ります。肉質が優れたバークシャー種との交配により、おいしい黒豚に一層の磨きをかける努力がなされています。
現代においてもその改良は続けられ、黒豚へのおいしさへの追求はやむことはありません。

かごしま黒豚が美味しいと言われる理由にはいくつかあります。
ロースの部位で、大型種のランドレース種筋繊維の大きさが92.4ミクロンなのに対して、かごしま黒豚は81.1ミクロンと13%細く
なっています。肉の繊維が細かいので歯切れがよくやわらかで、保水性が高く肉質が締まり、脂肪組織の水分含有量が少ないため
水っぽさがありません。また中性糖やアミノ酸などに旨味成分含有量が多く、脂肪の融ける温度が高いので脂がべとつかずさっぱりしていて、脂肪部分に十分な旨味があります。

さつまいもを含んだ飼料を与えることで、黒豚の質が向上することは研究結果によっても明らかで、脂肪の融点が上昇し、べとつかずにさっぱりとした食感になります。
また、サツマイモ(甘しょ)を給餌することで、赤肉脂肪中に抗酸化作用のあるビタミンEが増加することなどが分かっています。それがかごしま黒豚旨い!の決め手になるのです。

黒豚証明書とはかごしま黒豚ブランド産地指定基準をクリアし「かごしまブランド産地」に指定された生産者グループのみが
使用できます。
かごしま黒豚出荷の彩に生産者・出荷年月日・証明書番号を記入した「かごしま黒豚証明書」を添付し、販売店等まで流通しま
す。
この証明書は平成11年4月に商標登録されています。
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